ワイン色のセーター 「池口史子展」

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損保ジャパン東郷青児美術館で開催されている
「池口 史子(ちかこ)展」に行ってきました。

この美術館には あのゴッホの「ひまわり」があり、
はっきりいってコレを見に行くための美術館ともいえます。

さらに「ひまわり」以外にも、
ゴーギャン:「アリスカンの並木路」
セザンヌ:「りんごとナプキン」
さらに ルノワールまでありました!
もちろん「東郷青児」もありまして、
これだけでも見ごたえ充分です。


今回の「池口史子展」。
この方についてはまったく知らなく、どんな画風の人なんだろう?
という思いを抱きつつ足を運びました。
館内は比較的すいており、見やすいです。
(前に行ったプーシキンはとんでもなかった.....)

画風としては、「色の境界をはっきりとしつつも
ややかすれた感じ」の絵が多いかな。
展示されているのは 主に3つのモティーフ。
「風景」、「人物」、「花(静物)」です。

「風景」: 寂しげな雰囲気の風景画です。印象としては「ユトリロ」を彷彿とさせます。
そして不思議なのは 視点(アングル)。 
すこし斜めに描かれていたり、傾斜していたり、実験的な描き方で、おもしろいです。

「人物」: 今回の受賞作「ワイン色のセーター」の女性が数パターンと、
ややけだるげな女性の絵が数点。
でも、その人物の視線が力強いのです。まっすぐというか、意思を持っています。
画中の人物と目が合って ちょっと気恥ずかしくなってしまった......。
とにかく、それくらい意思を感じるものです。
ぜひ見に行ってみてください。

「花」: これもよく観察して描かれています。
葉、茎、萼、花びら、花の形状の特徴 などが細かく描写されています。
おもわず近づいて見てしまいました。
そして、切花の倒れ加減がすばらしく「本物」なんです。

なんとなく行った絵画展でしたが、良かったです。
すいているのも高ポイントですぞ。 (ただ マイナーだからかな?)
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by green_feels | 2005-11-20 03:02 | お出かけ